<就職戦線>続く氷河期 手当たり次第登録「理想より内定」(毎日新聞)

 「電機メーカーが就職希望だが、他を含め約200社の採用サイトに登録した。でも、説明会の予約がとれないところもあり、就職活動の厳しさを実感した」(京都府の私立大3年の男子学生)

 来春卒業の大学3年生らを対象とする関西最大規模の合同企業説明会(毎日コミュニケーションズ主催)が30日、大阪市内で開かれ、今年の就職戦線が昨年に続く「買い手市場」で、学生には就職氷河期であることが浮き彫りになった。

 近年の就職活動は、採用情報をネットで公開する各企業の「採用サイト」に学生が氏名などを登録し、説明会などに参加するのが一般的。大阪市内の女子短大生は「内定をもらうのが何よりも先決。やりたい仕事や会社を選んでいる場合ではないので、内定をもらった会社に就職したい」。当たれる限り多く登録するつもりだ。

 大阪府内の私立大3年の男子学生は「既に書類選考で落ちた会社もある。厳しい就職戦線の壁に直面した。安定した企業になんとか就職したい」と肩を落とした。就職氷河期では、理想よりも内定確保を優先せざるを得ないのが現実だ。

 毎日新聞が合同企業説明会の会場で、学生50人に行ったアンケートによると、学生が登録した企業数は現時点で1人当たり平均50社、全体の18%は100社以上に上った。【清水直樹】

路上に流血男性「助けて」、刃物傷で死亡…福島(読売新聞)
トヨタ社長、早急な対応指示=「プリウス」問題で会見(時事通信)
鳩山首相、財政悪化に「ビジョンしっかり作る」 参院決算委(産経新聞)
大久保被告、虚偽記入への関与一部認める供述(読売新聞)
参院選も小沢幹事長で=鳩山首相(時事通信)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。