<交通事故>パトカーが事故車に追突 警官ら2人重体 新潟(毎日新聞)

 27日午後7時40分ごろ、新潟県上越市柿崎区竹鼻の国道8号で、トラックと軽乗用車が衝突し、軽乗用車の後ろを走っていた県警上越署のパトカーも追突した。同署によると、軽乗用車の男性と、パトカーを運転していた50代の巡査部長の男性の計2人が意識不明の重体となっている。現場は片側1車線の直線道路。【塚本恒】

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民主、役員会で生方氏留任を確認へ 小沢氏は4時半から会見(産経新聞)

 民主党は23日午後5時から、役員会、常任幹事会を相次いで開き、小沢一郎幹事長を批判したとして解任が内定していた生方幸夫副幹事長の続投を確認する。また、小沢氏は同日午後4時半から定例の記者会見を行う。

 小沢氏が23日、生方氏を解任しない方針に転じたため。生方氏は同日午後、小沢氏から直接、続投要請され、「わかりました。もう一度おってくれといわれれば断る理由はない」と応じた。

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死亡認定取消、海保に請求=北朝鮮で確認、失跡男性の兄−兵庫(時事通信)

 1963年、石川県から出港した後に行方不明となり、死亡認定後に北朝鮮での生活が確認された寺越外雄さん=失跡当時(24)=について、神戸市の兄文雄さんが、海上保安庁に死亡認定取消願を提出したことが24日、分かった。寺越さんはその後、北朝鮮で死亡したとされる。
 支援団体によると、寺越さんは63年5月、親族2人と漁船で出港後に行方不明となり、その後海上保安庁が死亡認定した。しかし、87年に寺越さんから手紙が届き、北朝鮮での生存が判明。現地で結婚し子供もできたが、94年に死亡したとされる。
 支援団体は「取り消されれば事実上の拉致被害者と認定され、子供が日本国籍を得て帰国しやすくなる」と話している。 

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理学療法士4人の行政処分を公表―厚労省(医療介護CBニュース)

 厚生労働省は3月18日、「医道審議会理学療法士作業療法士分科会理学療法士作業療法士倫理部会」の答申を踏まえ、理学療法士4人の行政処分を決めた。処分の内訳は、免許取り消しが1人、名称使用停止が3人。処分は4月1日に発効する。

 免許取り消し処分を受けたのは、金光隆理学療法士(準強制わいせつ)。

 このほか名称使用停止処分の内訳は、3か月が2人、1か月が1人だった。


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上野駅ホームから男性転落、山手線などに遅れ(読売新聞)

 14日午後6時40分頃、東京都台東区のJR山手線上野駅で、男性がホームから線路上に転落した。

 直後に電車が進入したが、男性はホーム下と電車のわずかな空間(高さ約30センチ、幅約1メートル)に横になっていたため、接触せず、けがはなかった。このトラブルで山手線や京浜東北線、常磐線の一部が遅れ、計約3万3000人に影響した。

 警視庁上野署幹部などによると、男性は中国籍の新宿区の大学生(23)で、酒に酔っていたという。電車の停車後、ホームに引き上げられた。病院への搬送を断って立ち去ったという。

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なぜ殺害し、現場に火をつけたのか…「半落ち」の女子大生殺人犯(産経新聞)

 【衝撃事件の核心】

 千葉県松戸市で昨年10月、千葉大園芸学部4年の荻野友花里さん=当時(21)=が殺害され、部屋が放火された事件は、強盗殺人や現住建造物等放火罪などで竪山辰美被告(49)が起訴されたことで1つの区切りを迎えた。昨年11月に別の女性に対する強盗強姦未遂事件で竪山被告を逮捕して以来、4カ月に渡って取り調べを行った松戸署捜査本部。しかし、最大の狙いだった竪山被告本人の“完落ち”による事件の全容解明までには至らなかったようだ。事件の真実はなんだったのか。結論は裁判員も参加する法廷の場に持ち越される。(西山典男)

■捜査員は休み返上、解明進むも…

 「完落ち? とんでもない。そんなタマじゃないのは、起こした事件を見れば分かるでしょう。相変わらずのらりくらりだよ」

 起訴直前の3月上旬、千葉県警の捜査幹部は悔しさ半分、あきらめ半分、といった表情で、竪山被告の様子を説明した。

 竪山被告は、昨年11月の逮捕後、公開されたATM(現金自動預払機)で金を下ろす男について「自分だ」と認める一方、使用したカードについては「拾った」などと供述していた。

 供述に変化が見られたのは、年が変わった1月上旬のことだった。「荻野さんともみ合いになって刺した」などと容疑を一部認める供述を開始。部屋に火をつけたことについても認め始めていた。

 年明け早々の心変わり。「これには理由があった」と捜査幹部はいう。

 逮捕当初から竪山被告の取り調べを担当していた捜査員は年末年始の休みを返上、毎日取調室へ赴き、留置施設から竪山被告を呼び出していた。

 理由は「竪山の話し相手を務めるため」という。話を聞いていくうちに、かたくなだった竪山被告の態度が徐々にほぐれていく。「これで信頼を得ることができた」と捜査幹部。結果、年明け以降に一連の事件の解明は一気に進むことになった。

 しかし、最後まで竪山被告が認めなかったものがある。それが、荻野さんへの「殺意」だ。

■殺意立証に自信の捜査本部、でも動機は?

 捜査本部は「殺意の否認は想定内だった」という。「死刑の可能性もあると思えば、言い逃れなんて何でも思いつくだろう。あいつの言うことはうそばかり。当初からコロコロ供述を変えて信用ならなかった。だから、真実は話さないかもしれないとは思っていた」と、県警幹部は話す。

 それに備え、捜査本部では供述なしでも認定できるための証拠を積み上げてきた。

 捜査の基本として、殺人罪を立件するためには犯人が「人を殺害する」という意思=殺意を持っていたことを証明しなければならない。

 そのために必要になってくるのが、「殺そうと思いました」「死ぬと思いましたなどの本人の自供のほか、使用された凶器、傷の深さ、傷の場所、傷の角度、傷の数など、「殺意があったと類推できる」状況証拠だ。

 今回の事件では、(1)一般的に殺傷能力が高いとされる「包丁」が使われ(2)急所である「胸や首」などが複数回刺され(3)胸の傷は深さ11センチもあり動脈に達していた。

 「もみ合いになって刺したくらいで、あれだけ深くは刺さらないだろうし、何度も刺す必要もない。竪山がしゃべらなくても、遺体の状況から、殺意の立証に問題はない」と捜査幹部は自信を見せる。

 捜査幹部は「弁護側も『殺すつもりはなかった』と主張するのだろうが、今回は『遺体の状況を示す』というシンプルな方法で、竪山被告の主張の矛盾点は示せる」と楽観的だ。

 ここまでの過程を見ていくと、殺意を認めず「被害者が死んだ」という外形的な事実のみを認めるという被告の姿勢は、くしくも2年7カ月の逃亡生活の後、昨年11月に死体遺棄容疑で逮捕、その後殺人などの罪でも起訴された市橋達也被告(31)の姿勢と重なる。

 実は両被告の弁護団は弁護士が一部重なっており、関係者の中には「両者が同じような主張をするのは、そうした背景もある」とみる向きもある。

 いずれにせよ、市橋、竪山両被告とも「殺意」の立証が公判で大きな争点となることは避けられそうになさそうだ。

 ただ、仮に殺意をもっていたとしても、「なぜ殺害したのか」という点については、捜査本部は依然明確な答えを出せていない。

 竪山被告は昨年9月に出所後、あちこちで強盗を働き、女性に危害を加えていたものの、命を奪うまでの行為はしていない。では、なぜ、荻野さんだけ殺害したのか。

 ある捜査関係者は、「気丈にも荻野さんが抵抗したのか」と話す。

 別の幹部は「一般論だが」と前置きしたうえで、「人を殺す場合には大ざっぱに分けて2つある。『怨恨(えんこん)』の場合と、『口封じ』や『証拠隠滅』が目的の場合だ。今回は、(激しく刺されるなどした)遺体の状況から前者のように見えるが、はたして竪山が(荻野さんに)激高するような出来事があったのか…」と首をかしげる。

■友人の“思い”で消し去れなかった「痕跡」

 一方、竪山被告の連日の調べで、徐々に明らかになってきた部分もある。

 まずは、荻野さんの事件数日前からの竪山被告の行動だ。

 竪山被告は平成14年に神奈川県内で起こした強盗致傷事件で服役し、昨年9月に出所したばかり。その後すぐに空き巣を始めたが「金にならないので、強盗を始めた」と供述している。そうしたなか、新たなターゲットにしたのが荻野さんだったようだ。

 竪山被告は荻野さん宅への侵入について「事前に数回下見した。ベランダの下に塀があり、入りやすいと思った。ベランダから窓を割って室内に侵入した」と説明。殺害時に着ていた服については、「荻野さんの血が付いたので着替えて捨てた」と供述している。

 いったん現場のマンションを離れたにもかかわらず、再度遺体が残る現場に戻り、最後には火をつけた理由についても明らかになりつつある。

 捜査関係者によると、竪山被告は「自分が部屋にいた『痕跡』が残っているのではと不安になった」という趣旨の供述しているという。

 昨今、報道やドラマなどの影響で、広く一般に知られるようになった科学捜査。竪山容疑者も、DNA鑑定などに一定の知識を持ち、体毛や指紋などの痕跡を消し去ることに神経を使っていたようだ。

 しかし、証拠隠滅工作は、結果的に失敗している。

 荻野さんの首に巻き付いていたストッキングのような物質から得られたDNAが、竪山被告のものと一致したのだ。竪山被告の供述通りに出てきたTシャツについていた血についても、荻野さんのものと判明している。

 竪山被告は荻野さんの部屋に火をつけた際、「ドアをたたく音がしたので逃げた」と供述しているという。当時は、荻野さんと連絡が取れないことを心配した友人が荻野さん方を訪れており、部屋から煙が出ていることに驚き、玄関ドアをたたいたという。

 荻野さんを思う友人の取った行動。それが竪山被告を慌てさせ、証拠隠滅を不完全なものにしたのかもしれない。

■残された両親…癒えぬ気持ち

 荻野さんの両親は、竪山被告の起訴に合わせ「捜査員の方々に大変感謝しております。残された遺族は、犯人を絶対に許しません」などとする内容のコメントを発表。いまだに癒えぬ心の内を明かした。

 千葉大学園芸学部は16日にも、学部長や指導教官らが荻野さんの兵庫県の実家に赴き、荻野さんの卒業認定証を両親に手渡すという。

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<詐欺容疑>ETC車種登録偽り、観光バス運行 千葉(毎日新聞)

 観光バスに取り付けたETC(自動料金収受システム)車載器に「路線バス」と偽って車種を登録し、高速道路料金の差額をだまし取ったとして、千葉県警は8日、同県勝浦市の観光会社「三和交通」社長、岩瀬幸一(62)と同社役員、田村美代子(50)の両容疑者を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕、千葉地検へ送検したと発表した。県警によると、ETC車載器の虚偽登録による詐欺事件の摘発は全国初。ともに容疑を否認しているという。

 容疑は、昨年10月24〜25日、観光客15人を乗せた観光バスのETC車載器に、本来は「特大車」であるのに「大型車(路線バス)」と登録。千葉、埼玉、栃木県などの高速道路を通行し、料金の差額1万1800円をだまし取ったとしている。

 県警交通捜査課によると、同社は保有する観光バス約15台すべてに「大型車」と虚偽の登録をしたETC車載器を搭載。07年11月以降の約2年間に約3000回通行し、差額500万円以上をだまし取ったとみられる。

 岩瀬容疑者は調べに対し、「ETC車載器をセットアップしたのは自分ではない」、田村容疑者は「料金区分があることも知らない」と供述しているという。【神足俊輔】

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交錯する理解と批判…与謝野ショック、自民揺さぶる(産経新聞)

 自民党の与謝野馨元財務相らが執行部の一新を求めている問題をめぐり、与謝野氏の論文を掲載した月刊誌「文芸春秋」が10日に発売されたことで、党内の動揺は一段と強まった。執行部でも、与謝野氏への批判と理解が交錯しており、早期に事態収拾が図れる状況ではない。

 「このままでいくと日本はダメになる。自民党も、一度出直しをするぐらいのアクションを起こさないと変わっていけない」

 与謝野氏は10日昼、党本部で開いた勉強会「正しいことを考え実行する会」の会合で、16人の出席者を前に、「新党結成へ腹はくくった」との決意を示した論文の真意を説明した。

 出席者からは「谷垣禎一総裁は若手中心の執行部に交代することだ」「執行部が総退陣できないなら、行動を起こすしかないんじゃないか」などと、執行部一新を求める声が続出。与謝野氏も終了後、記者団に、具体的な行動を求める声が会合で出たことに言及し、「その通りだ」と答えた。

 一方、執行部では、与謝野氏の言動に対する足並みが乱れている。

 勉強会の直後に開かれた総務会では、谷垣氏が「執行部への批判が届いているが、一層強いリーダーシップを発揮してがんばりたい。ここは一致結束のときだ」と呼びかけた。

 田野瀬良太郎総務会長も記者会見で、「内紛状態とみられる与謝野氏を代表する言動は、自民党支持者に不安を与える」と牽制(けんせい)した。

 しかし、石破茂政調会長は記者会見で、「執行部が『後ろから鉄砲を撃つな』という言葉で片づけるのは決していいことではない」と与謝野氏の動きに一定の理解を示した。そのうえで、「執行部全体でよく反省しなければいけない点があるし、真摯(しんし)に受け止めなければならない」と述べ、谷垣氏が早期に与謝野氏と会談するよう求めた。

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 京橋花月(大阪市都島区)で3日から始まった芝居「茂造〜閉ざされた過去・完結編〜」で、吉本新喜劇の座長、辻本茂雄さんと、松竹新喜劇代表の渋谷天外さんが歴史的な初共演を果たした。

 両者の共演は昨年、吉本新喜劇が50周年、松竹新喜劇が60周年を迎えたのを記念して、吉本側の劇場でエールを交換したのがきっかけ。

 今回は辻本さん演じる吉本新喜劇の人気キャラ「茂造」のストーリーで、渋谷さんは若き日の茂造の恋人の父親役としてゲスト出演。ギャグあり、涙ありの芝居で観客を沸かせた。22日まで。【濱田元子】

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